一般的には、地下室は「高そう」なイメージがあるようです。
ですが、本当に高いのか? 高いとすれば、同じ広さの地下室なしの住宅と比較するとどのぐらい高いのかはご存じないかもしれません。


材料費などの高騰により住宅価格自体が上がっており、地下室も基礎に使われるコンクリートの価格が高くなっているため、そのコスト分値上がりしています。
具体的には、以前は3階建ての同規模の住宅の1割増しぐらいだったのが、現在では2割増しとなっています。


これは、狭小地の場合です。
狭小地では、近隣住宅と土地が密接しているため、地下の工事をする時は隣の建物が倒れてこないように、土留めをする必要があります。その分のコストもかかるのです。
(土留めがいらないケースでは1割増し程に抑えられます)
地下室部分は、外壁周りの仕上げ材がいらないため、意外と手の届く範囲内に抑えられます


ですが「やっぱり地下室は高いな」と感じるかもしれません。
ただ、イニシャルコストはかかりますが、お住まいになった後にも目を向けると、実はトータルコストでは3階建てより安くなります
まずは月々のランニングコスト。外気温の影響を受けにくい地下室は、年間をとおして冷暖房をあまり使わないため、その分の光熱費を削減できます。そして外壁リフォームも、地上に出ている2階部分のみで済むため、3階建てよりも低コストです。


地下室は高価なイメージがあったかもしれませんが、この投稿をご覧いただくと資金面の不安も解消されたのではないでしょうか。CC HOUSEのブログでは、地下室に特化した記事を投稿していますので、ぜひご参考になさってください。