建て替えをご検討中のお客さまから、「今の家と同じぐらいの広さの家にしたい」といったご相談、最近増えています。
こうしたお悩みに対して、私たちは、さまざまな解決法をご提案しています。


今と同じ広さの家が建てられない理由の一つは、「現行法では建てられない広さで家が建っている」からです。
例えば、建ぺい率60%の土地に、増築などで80%近くまで建てられていることも少なくありません。昔は規制が今ほど厳しくなく、なんとか建てられた家でも、現在の基準では同じ大きさの建物は建てられない場合があります。


では、どうすればご希望に沿った住まいを確保できるのでしょうか?


CC HOUSEでは、地下室を組み合わせた「地下+2階建て」や「3階建て」といったご提案をしています。縦方向の空間を活かせば、床面積を確保しつつ、暮らしやすい住まいに仕上げることが可能です。
知っておいていただきたいのは、2025年4月に法改正され、これまで認められていた「既存の柱を残してリフォーム扱いで建ぺい率オーバーの家を建てる」方法が使えなくなった点。お客さまによって、どのような選択肢があるかは変わりますので、詳しくはご相談くださいね。


また、狭小地特有の注意点として、建て替えそのものが難しいケースも。
建築基準法では「建物は幅2メートル以上の道路に接している必要がある」と定められています。昔は建てられていたものの、現在の法律ではその条件を満たせない土地もあり、その場合は建て替え不可となることがあります。


さらに、侵入口が私道で、共同所有になっている土地も注意が必要です。他の所有者の同意が得られなければ、建て替えの許可が下りないこともあります。持ち主が行方不明になっているなど、合意に時間がかかるケースも今後増えることが考えられます。


「今と同じ広さで建て替えられる」と思い込まず、まずは法的条件の確認から。
CC HOUSEでは、狭小地での建て替えに関する法的なチェックからご相談を承っております。まずはお気軽にご相談ください。