自宅に急な来客……。ちょっと困りますよね。
特に狭小住宅では、部屋が散らかっていたり、自分の居場所がなくなってしまったりと、急な来客で困ってしまう方もいらっしゃるようです。
そこで今回は、子育て中の建築士ならではの視点で「急な来客でも困らない家」について考えてみました♪

◆さっと片付く収納計画
急な来客で一番困るのは“部屋が片付いていない”ことだと多くの方が考えるようです。
全てを完璧に片付けなくても、一時的に物をしまえる収納がリビングの近くにあるだけで、心理的な負担は下がります。普段使う物ほど、出し入れしやすい場所に。狭小住宅では、収納の「位置」も暮らしやすさを左右します。
◆程よくつながる“おこもりスペース”
小学生ぐらいになると、お子さまが友達と自宅で遊ぶ約束をすることも増えます。
お子さまは、意外と自分の部屋よりリビングで遊ぶことが多いもの。
ただ、小学生くらいになると、親の視線が気になるという声も聞かれます。そんな時に活躍するのが、完全に閉じないおこもりスペースです。“視線は外れるけれど、何をしているかはわかる”程よい距離感がポイント。
親は耳でお子さまを見守れますし、おこもりスペースで自分時間を楽しむことも可能です。

◆来客動線を意識した洗面台を
玄関近くに手洗いを設けるのも、来客時には大きなメリット。
プライベートな空間に案内せず、気軽に手を洗ってもらえますよ。来客側も「洗わないと失礼かな」と迷わずに済みますし、室内を清潔に保つことができます。
◆それぞれが心地よく過ごせる工夫を
ご夫婦どちらかの友人が来た際は、必ずしも全員が一緒に過ごす必要はありません。
寝室で静かに過ごしたり、少し外に出て気分転換をしたり……。ご家族構成やライフスタイルによって、どのように過ごすかを考えて、無駄なスペースを造らないことも狭小住宅では大切です。
狭小住宅でも、少しの工夫で来客時のストレスは減らせます。
大切なのは、広さよりも「どう使うか」。暮らし方に寄り添った設計が、自然と“困らない家”を造ってくれます。




