近年の住まいづくりでは、「洗濯物は外に干すもの」という固定観念がなくなってきました。共働きのご家庭が増え、“天候や時間に左右されずに洗濯をしたい”という声も多く聞かれます。特に狭小住宅では、洗濯動線をどう整えるかが、日々の暮らしやすさを大きく左右します。
最近は、ランドリールームを比較的しっかり確保される方が増えています。
洗濯機、スロップシンク、アイロンがけのスペース、室内干しまでを一か所にまとめることで、「洗う・干す・たたむ」がその場で完結!
家の中を行ったり来たりする必要がなく、家事の負担がぐっと軽くなるのが大きな魅力です。

狭小地では、外に洗濯物を干すこと自体が負担になるケースも。
ベランダに干す場合、階段で2階まで上がる動線を「毎日のこと」と考えると、「現実的ではないな」と感じる方も多いようです。
そのため、洗面室や脱衣室とランドリー機能を兼ねるなど、限られた面積の中で工夫を重ねながら、室内干しを前提とした計画をされる方が増えています。
ランドリールームの広さとしては、2〜3帖ほどをご希望されることが多く、洗濯物の量が多いご家庭では3帖あると安心です。室内干しに加えて、タオルや下着、パジャマ類、掃除用具まで収納できると、洗濯にまつわる動きが一か所に集まり、暮らしが自然と整っていきます。

もちろん、外干しを希望される方には、脱衣室兼ランドリールームから直接外へ出られる動線をご提案することもあります。狭小住宅だからこそ、「どこかに持っていく」「別の場所に片付ける」といった動線をなくすことで、コンパクトで無理のない暮らしが叶うのです。
“洗濯物は干さずに乾燥機を使う”というご家庭でも、素材によっては干したい衣類もあります。そのため、どのご家庭でもある程度の物干しスペースは必要です。
狭小住宅だからこそ、お客さまの暮らしに寄り添った洗濯動線を丁寧に考えることで、毎日の家事負担を減らすことができるのです。




