賃貸がいいのか、持ち家の方がいいのかは、みなさんも一度は考えたことがあるかもしれませんね。
さらに戸建てがいいか、マンションがいいかなど、住宅の選択肢はさまざまです。
どういった住まいがいいのかは、家族構成や仕事によっても左右されます。
転勤族の方は、住宅を購入しても転勤になると住めなくなってしまうので、賃貸派が多いようです。ただし、お子さまが小学校に上がるときに単身赴任になるケースも多く、そのタイミングで持ち家を購入する方が増えます。
ご両親と同居したい、お子さまの人数が多いなどのケースだと、設計に自由度がある一戸建て(注文住宅)の方が暮らしやすいと思います。
次に環境面を考えてみましょう。
上階や両隣の音が気になる方は、賃貸や持ち家を問わず、一戸建ての方がおすすめです。
ただし、一戸建てでも近所の音が聞こえてくる場合も。
持ち家なら、敷地調査で近所に聞き取りを行う会社もあるかもしれませんが、弊社を含めて行っていない会社が多いのが現状です。
その点賃貸なら、近隣の騒音が気になったら引っ越せるのは、大きなメリットだといえます。
住宅を資産として捉えると、駅チカのマンションは売却がしやすいと思います。
一戸建ての場合は、万人に受ける間取りにした方が売れやすいですが、その分ランドリールームやファミリークローゼットなどにこだわりにくくなってしまいます。
最後に設備に関しては、一般的には賃貸の方が建物の質が劣るといわれています。間仕切りが薄い、水回りなどの設備のランクが低いこともあるため、設備の質にこだわりたい方は持ち家の方がいいですよ。
このように、賃貸と持ち家にはそれぞれ特色があり、どちらがいいかは価値観や暮らし方などに左右されます。今回ご紹介した内容を参考に、皆さんにとってベストな住まいを見つけてくださいね。