土地が限られた都市部では、3階建ての家を選ばれる方もたくさんいらっしゃいます。
3階建ては敷地を有効に使えて、収納もとれるのが魅力ですよね。
ただ、これまでアパートやマンションなど“ワンフロアの暮らし”に慣れていた方にとっては、3階建ての生活は思っていたよりも変化があるもの。
今回は、住む前に知っておいていただきたい3階建ての家づくりで気を付けるポイントをご紹介します。


◆トイレは水圧に注意


まず知っておいていただきたいのが“トイレの位置”です。
弊社の家づくりでは、3階にはトイレを設けないケースが多くあります
理由は“水圧が低くなる“から
3階まで水を押し上げると水圧が足りず、特にタンクレストイレの場合は流れが悪くなることがあります。そのため、夜中や朝は「階段を下りてトイレに行く」という生活に。
水圧を上げる方法もありますが、その分コストもかかります。毎日使用する場所ですので、利便性とメンテナンス性を考えた上で設置場所を検討しましょう。


◆居室は動線を意識して


3階に寝室や子ども部屋を設けると、静かで落ち着ける一方で、階段の上り下りが多くなります。
スマホをリビングに置き忘れた、出かける前に忘れ物に気づいた時など、予想以上に上り下りが多く、最初のうちは不便に感じる方も。
慣れると不便さは感じなくなりますし、お客さまの中には「良い運動になっています」との声も聞かれました


◆お風呂は2階配置がおすすめ


浴室を1階に設けると、3階から降りるのが少し大変に感じます。そのため、弊社では2階に浴室を設けるプランが人気です。
また、脱衣室と洗面を分けることで、誰かが入浴していても洗面が気兼ねなく使えて便利。
2階に水回りをまとめておくとご家族が使いやすく、生活動線もコンパクトになります


3階建ての家は、限られた土地を最大限に活かせる反面、縦の動きが増える暮らし方になります。生活動線をコンパクトにするなら、1階を中心とした地下室+2階建ての選択肢も弊社なら可能です。
狭小地でも、家づくりプランは無限大♪ コンパクトな土地での家づくりこそ、設計事務所にお任せください。