日本では、地下室のある家がまだ少ないため、みなさんさまざまな疑問を持たれているようです。
最近、お客さまから質問されたのは「地下室にすると、固定資産税はどうなりますか?」というものでした。


答えを申しますと、地下室を造ると固定資産税は少し高くなります。
これは、地下室だからというわけではなく、地下室を造るために、基礎部分がRC造りになるためです。
一般的な木造住宅は耐用年数が25年なのに対しRCは40年あるなど、構造自体が強固で資産価値が高いと判定されます。
(ちなみに、地下部分はRC造りになりますが、建物部分は木造で建てることも可能です)


固定資産税は上がりますが、火災保険料は割安になります。
木造は燃えやすいので火災保険料は高めに設定されていますが、地下だけでもRC造りなら燃えにくい耐火建築物と評価され、その分保険料も少し安くなります。
ですが建物が木造の場合、そこまで保険料の安さは実感できません。
木造部分の一部の資材を省令準耐火基準の物に変更すると、保険料がぐっと安くなりますので、ぜひご検討を。


このように、建築費用だけでなく、税金や火災保険料も地下室があることで高くなったり、安くなったりします。
3階建てと地下室ありの2階建てでは、造り方次第で建物自体の費用はほぼ変わりませんが、その他で価格差が生じることもあります。


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