お客さまの中には、「もともと地下室は検討していなかったけれど、必要に迫られて地下室を取り入れた」という方もいらっしゃいます。
以前、担当させていただいたお客さまは、今お住まいの家を建て替えて、完全分離型の二世帯住宅にしたいと思っておられました。


敷地は27.5坪でしたが、隣家との境界から1m以内には建物を建てられない土地で、実質建物に使える広さは16.6坪。
さらに北側斜線制限(高さ制限)があり、高さも2階建てにロフトぐらいしか確保できない土地でした。
二世帯6名がお住まいになる予定でしたので、いろいろな会社に依頼はしたものの、2階建て+ロフトだけでは厳しいな……と感じていた頃に弊社にご相談いただきました。


そこで弊社がご提案したのが「地下室」です。
地下室・1階・2階だけで36坪(120平米)、そこに小屋裏を3.6坪分追加し、42坪ぐらいの広さを確保しました。


その他にも1階から地下に下りる階段は親世帯専用、1階から2階に上がる階段は子世帯専用にしつつ1坪の広さで抑える。地下室も含めた各階の採光を確保する、収納スペースをしっかりと確保するなど、お客さまのご要望も叶え、ご家族みなさんが快適に過ごせるプランをご提案しました。


今回ご紹介したお客さまのように、当初は地下室を検討していなかったけれど、ご家族のご要望を叶えるために地下室を選ばれる方もいらっしゃいます。
狭小地をお持ちで、建て替えや新築をご検討されるなら、さまざまなアイデアをご提案しますので、ぜひご相談ください。