狭小住宅では、リビングを広く見せるために「家具は暮らしてから買う!」が鉄則だと私たちは考えています。
なぜなら、家具屋さんで見たときにはそれほど大きく感じなかったソファでも、実際に家に置くと想像以上に場所をとってしまうことが多々あるからです。
広々とした家具屋さんではスケール感がわかりにくく、つい大きすぎる家具を選びがちです。
「リビングがソファに占拠されてしまった!」とならないように気を付けましょう。

特に、アパートやマンションから戸建てに引っ越す際には注意が必要です。
狭小住宅といっても、アパートやマンションより広いため、つい大きな家具を買いたくなる気持ちもわかります。ですが、住まいが変わると暮らし方も変わるため、頭の中でイメージしている動きや使い方と、実際の生活が一致しないこともありえるのです。

私たちがおすすめしているのは、ダイニングセットなど生活に不可欠な最低限の家具だけを引っ越しと同時に買う方法です。その他の家具は、実際に暮らしてみて、生活動線や家族の住まい方、本当に欲しいものを厳選して買い足すと良いでしょう。
家具は一度購入すると、長く愛用するものです。リビングのソファやセンターテーブルなどは、デザイン・サイズなどを吟味して納得のいくものを購入してくださいね。
狭小住宅のリビングを広く見せるには、圧迫感を出さないのが大切。
暮らしながら「本当に必要か」「サイズは適切か」を見極めてから購入し、快適な空間づくりを目指しましょう♪