「狭小住宅は屋根が小さいから、太陽光発電をつけてもあまり意味がないのでは?」
そんな声も聞かれます。しかし実際には、狭小住宅でも十分に効果を発揮できるケースも多いのです。


例えば、弊社で設計したお住まいでは、約8kWの太陽光発電を搭載したお客さまもいらっしゃいます。平均的には、3階建ての場合は4.5kW前後が上限になることが多いです。(屋根の形状などによる)
特に20坪以下の狭小地に建てる場合は、この規模が目安です。


気を付けたいのは、太陽光発電は屋根だけの話ではないという点。
エコキュートや室外機などの周辺設備にも目を向けましょう。これらの機器は、点検やメンテナンスのために見える場所に設置するため、玄関まわりなどに置かざるを得ません。そのため「外観の見た目が気になる」という理由から、太陽光の設置を見送るかALL電化をやめる方もいます。
限られた敷地に「車も置きたい」「エコキュートも置きたい」となると、確かにスペースはギリギリ。
それでも電気代の高騰が続く今、将来のランニングコストを考えれば、太陽光発電は有効な選択肢です。実際、お客さまの中でも設置を希望される方は多く、電気代削減の効果を実感されています。


屋根形状の工夫もポイントです。片流れ屋根にすることで、より多くのパネルを効率的に載せることができます。3階建てであれば屋根は視界に入りにくいため、デザインよりも効率を優先する設計もおすすめですよ。


狭小住宅はスペースの制約がありますが、屋根の形や設備配置を工夫することで、太陽光発電のメリットを最大限に活かすことができます。
狭小地でもエコな暮らしを実現したい方は、ぜひ弊社にご相談ください。