狭小住宅を建てる際に、気を付けていただきたい項目の一つが「防火地域」「準防火地域」です。これらに指定された地域は、火災が発生した際に延焼を防ぐため、住宅に基準が設定されています。駅前や商業地など、お客さまに人気のあるエリアで指定されていることが多く、建築の際は構造や材料に配慮が必要です。


◆狭小住宅で気を付けたいポイント
大阪市内を例に挙げると、3階建ての住宅は準耐火構造が義務づけられています。2階建てでも容積率が60%を超える場合には準耐火構造にしなければならない地域があり、その場合は材料や施工の手間が増え、コストが上がってしまいます。防火基準は市町村ごとに異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。


◆防火地域・準防火地域のメリット
一方で、準耐火構造の住宅は火災保険料が少し安くなるメリットもあります。また、防火地域や準防火地域に指定されているエリアは駅前や商業地が多く、立地条件が良いのが魅力です。


◆防火地域・準防火地域のデメリット
狭小住宅に準耐火構造を採用すると、下地材が分厚くなるために家が少し狭くなってしまいます。また、木を見せるデザインや真壁構造は難しくなり、可能だとしても費用が大幅に増えてしまう点がデメリットです。


狭小住宅を防火地域や準防火地域に建てる際には、施工経験が豊富なCC HOUSE にご相談ください♪