狭小地に家を建てる際は、限られたスペースをどのように活用するかが重要なポイントです。そこで慎重に検討していただきたいのが、間取りです。
間取りを検討する時は、広さにこだわるよりも、家族がどのように暮らし、何を優先したいかを明確にしていきましょう。
例えば「リビングは12帖はほしい」と思われたとします。
まず考えていただきたいのは、「なぜ12帖ほしいのか」です。
「リビングは12帖あると広く感じる」と思われる方や、SNSなどの情報から「12帖はないと心配」と感じる方がいらっしゃいます。
ですが、優先すべきは「広さよりも何がしたいか。どういう暮らしがしたいか」です。
同じように、「8帖の和室がほしい」と考えていても、使用頻度が低いなら、わざわざ造るのはもったいないと思います。
畳がほしいなら、置き畳や間仕切りを活用し、用途に応じて変えられる間取りにするのも一つの方法です。
実は、昔の日本家屋は障子を使って、間取りを自在に変化させるように造られていました。
私たちは、その考え方を上手に狭小住宅に落とし込み、一つの部屋を一つの用途ではなく、多目的に使えるように提案することもあります。
お客さまによっては、「狭小地に家を建てるから、多少は我慢しないといけない」と思い込んでいる方もいらっしゃいます。ですが、丁寧なヒアリングと設計技術によって課題を解決し、狭小住宅でもお客さまのご希望をなるべく叶えた間取りを提案いたします。
これから狭小地に家を建てたいとお考えの方は、ぜひ弊社にお任せください。