狭小地は都市部に多く、ご近所さんとの距離も近いケースが多々あります。
そうした土地で快適に暮らすためには、周りから家の中が見えないようにしたり、音の問題を解消したり、とさまざまな工夫を行う必要があります。


では実際に、どのような家がプライバシーを守って快適に暮らせるのか、そのアイデアをいくつかご紹介します。


◆窓の配置を考える
すでに近隣に家が建っているなら、設計前に近隣の窓の位置を確認し、同じ位置に窓がこないように設計します。近隣の家からの視線を防げますし、お互いに気になって窓が使えないといったお悩みも解消されますよ。


◆音の問題を解決するには?
近隣からの音が入ってこない、自宅の音が外にもれないようにするためには、コンクリートの住宅が一番いいのですが、コストがかかってしまいます。
木造住宅では、壁の中に断熱材を充填したり、ボードを二枚貼るなどして、質量を重くし音を通しにくくします。


◆2階をリビングに
狭小地では、日当たりや窓の配置の関係から、1階では光を取り込みにくいことも。
ですが「寝るだけ」の寝室なら、1階でも問題ない、と1階に寝室、2階にリビングという間取りにされる方も。
2階リビングは、外からの視線も気にならないというメリットがあるため、個人的にもおすすめです!


家の各所にちょっとした工夫を施すことで、狭小地でもプライバシーが確保され、暮らしやすい住宅になります。「狭小地だから、多少は我慢しなきゃ」と思わずに、まずは私たちにご相談ください。