お子さまが独立し、ぽっかりと空いた子ども部屋。
ちょっと寂しく感じますが、これまでの暮らし方を見直すきっかけにもなります。
特に、地下室や2階の使い道をどうするかは、お客さまからご相談いただくテーマです。


よく「2階に上がるのと、地下室に下りるのでは、どちらが負担ですか?」と聞かれます。実は精神的にも肉体的にも大きな差はなく、むしろ階段の上り下りは適度な運動になり、健康維持にもつながります。


例えば、お子さまが地下室を子ども部屋として使っていた場合、その空間を趣味部屋に変えるのもおすすめです。地下室は地上階よりも防音性が高く、音楽鑑賞や映画鑑賞を楽しんでも、周囲に気兼ねする必要がありません。


つまり、好きなことに没頭できる「自分だけの空間」ができるわけです。
2階を子ども部屋にされていたなら、地下の主寝室を子ども部屋に移し、地下を趣味部屋にするというレイアウト変更も人気です。


お子さまがご結婚され、実家に戻って二世帯住宅として使うケースもあります。


その場合、親世帯を地下室に配置し、お風呂やトイレを備えることで、生活スペースとして快適に過ごせる環境が整いますし、程よい距離感が保たれて家庭も円満です。


実際、このような造りにされたご家庭では、地下空間を気に入っていただき「部屋が快適で、ずっとここにいたい!」というお客さまもいらっしゃいました。


ライフステージが変わった今だからこそ、地下室の使い道を自由に考えてみませんか。音を気にせず楽しめる趣味空間、家族のためのプライベートルーム――地下室は、人生の新しい時間を豊かにしてくれる場所です。